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院長のつぶやき

第49回(平成28年6月27日)
「大麦効果」

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「大麦効果」

皆さん、こんにちは、うっとうしい梅雨のど真ん中、体調など崩されていないでしょうか。健康オタクの花中歯科院長としては、そんな体調不良を吹き飛ばすような良い情報を今回もお伝えしたいと思います。

前回のつぶやきで自分が主食として大麦を100%で取り入れているというお話をしましたが、今回はその大麦の素晴らしい効能、効果を詳しくお話ししたいと思います。

大麦は白米と比べカロリーは大差がないのですが、食物繊維を多く摂ることでメタボ対策や、便秘解消に繋がります。
白米は美味しいのですが、歯にも全身にも弊害がたくさんあるのです。
それに対して大麦は「水溶性食物繊維」が豊富で、糖質や脂を包み込み、吸収を抑えて、コレステロールと共に体外に排出してくれるのです。
また、「セカンドミール効果」によって食後の血糖値の上昇を抑えてくれたり、善玉菌を増やし、腸内環境も改善してくれます。

自分の持病である内臓脂肪の蓄積も抑えてくれます。

また、白米に比べ、カルシウムや鉄などのミネラルが4倍含まれているので、人間の身体を不健康な酸性ではなく、健康的なアルカリ性に近づけてくれます。

上記のように大麦の摂取はメタボ体質の改善、腸内環境の改善の結果、ストレスの防止、うつ病やガンなどの脳や免疫の働きにも好影響を及ぼします。
結果、免疫力が向上し、病気を起こしにくい健康な身体を作ってくれるのです。

通常の大麦でも素晴らしい効果がたくさん詰まっているのに、更に現在は「スーパー大麦」という物まで開発されています。
それは水溶性食物繊維が通常の大麦の2倍、難消化性デンプンが4倍含まれる機能性大麦なのです。
僕も近々、仕入れて試してみようかと思っています。

大麦は既に健康に意識の高い人の間ではブームが始まっているので、今年後半には一般の人にもこの良さが認知され、ブレイクするのではないかと想像しているので、そのうち日本中から大麦が品薄になってしまうのではないかと、心配している今日この頃です。


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