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院長のつぶやき

第78回(令和4年7月29日)
「メタルフリー戦略」

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「メタルフリー戦略」

みなさんこんにちは!
コロナの第7波が爆発的に拡がり今や日本が世界で一番感染率が多くなり、収拾がつかなくなっていますね。
かたや元首相の事件もあり、天候は梅雨があけたのかあけてないのかわからない等、良いニュースがさっぱりみあたりません。

ところで、歯科の話で言うと最近よく見かける業界の記事でメタルフリー戦略という言葉があります。
この言葉は、以前この「つぶやき」でも取り上げましたが全体の数パーセントしかいないメタルアレルギーを理由にして安い銀歯ではなく、高いセラミック等の差し歯を勧めるという事ですが、最近ますます横行して「戦略」すなわち歯科医院の売り上げ増額の為のおどし文句に使うという事です。
これはインプラント戦略とまったく同じです。
患者さんの病気を治そうという発想ではなく、自分のクリニックの売り上げ増加につなげようというあさましい発想ですがみなさんどう思われますか?
このように日本中で不本意な治療を受けた患者さんが溢れていると思いますが、当院では歯科治療で適切な治療を求める患者さんが県を越えてあちらからこちらから日々いらっしゃいます。
なんとか良い状態のお口の中に戻ってもらおうと日々治療にあたっていますが、この時代の人手不足のもと、毎日老体にムチ打って頑張っているのですが、なにせ僕もあと3年で還暦なので、体力的にキツイのも確かです。
それでも、去年より今年、今年よりも来年と歯医者として進化できるようにつとめているので、例えば目で言うと裸眼は年齢とともに弱っていくでしょうが、数年前より2.5倍に拡大して見えるルーペを使用している為、若い時よりもバリバリによく見えて診療ができます。
また、若い時よりも知識も技術も33年分積み重なって、今の方が確実に歯医者としてのグレードは上がっていると思います。
そんな訳で、あちらこちらから適正な治療を求めて来られる患者さんをできるだけ多<期待に応えて治せるように日々これからも頑張っていきます。


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