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院長のつぶやき

第86回(令和5年9月28日)
「松尾篤のちょっと違和感」

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「松尾篤のちょっと違和感」

皆さんこんにちは!今年の夏は過去の歴史の中でも最高に暑い夏だったようで、皆さんもこの夏を乗り切るのは大変だったんじゃないでしょうか。 このつぶやきを入れているのは9月の末ですがまるで真夏のような暑さです。

ところで、 この頃僕が歯科業界で流行っているもので疑問や違和感を抱いている事柄について列挙したいと思います。
①歯科医師やスタッフのユニホームがいい年をして必ずVネックのスクラブ
②患者さんが院内に入るのに土足
③患者さんを患者様と呼ぶ
④受付のカウンターが上の壁はなく、ビニールカーテンでピラピラ
⑤診療室が個室でスペースが狭く、そこに説明用モニターが4つ設置され、さらに口腔内スキャナー、超音波スケーラー、炭酸ガスレーザー、口腔外バキューム等々が所狭しと窮屈に並べられ、バキュームを持つアシスタントの立ち位置のスペースが取れない。
⑥場所は東京でテナントで駅近

これらは全て僕が違和感を持つものですが、地方で開業し、スリッパで患者さんが診療室に入り、受付が天井まで壁で仕切られていて、診療室が個室ではなく広々としていて、白衣は丸首のユニホームを着用、これらは現代のクリニックとしてはダメですか?
僕は思うのですが、狭い日本で全てアメリカの真似をするのは無理があると思います。
昔からアメリカが咳をしたら日本が風邪をひくと言いますが、音楽もファッションもハラスメントも全て日本はアメリカの真似を10年遅れ位でやろうとしますよね。自分で考えればいいのにと思います。
そもそも本場欧米では人の猿真似ではなく、個性を重んじられます。
そういうところに限って真似をしないんですかね。
頭の中身も精神も全てデジタル化するのはいかがなものかと思っている今日この頃です。


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