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院長のつぶやき

第88回(令和6年5月24日)
「マイナ保険証」

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「マイナ保険証」

みなさんこんにちは!3カ月ぶりのつぶやきとなります。ついこの間お正月が終わったと思ったら、あっという間にGWも過ぎ今は嫌な梅雨入りを待つばかりというタイミングで、すぐに一年も半分が終わってしまいそうです。
それもそのはず、僕もとうとう還暦になりましたが、ついこの間まで30歳だった気がします。
30年なんてすぐに過ぎますね。
当時小学生だったSPEEDも40歳、青年だったGLAYが今は50代となり劣化したと揶揄されています。
今年の話題と言えば、従来の保険証が12月2日に廃止され新しくマイナ保険証に統一されます。
しかし5月現在、国民の使用率は増えたと言っても6%防衛省の職員に至ってはたった2.5%というありさまです。

なぜそこまで防衛省の職員がマイナ保険証を使わないかというと、機密にうるさい防衛省だけあって個人情報が漏れるのが嫌だからという理由です。
すなわちマイナ保険証を普及させる側の国家公務員ですらマイナ保険証で個人情報が洩れると思っているという事です。
この現実に唖然とします。
実際、 従来の保険証が廃止され、マイナ保険証のみの扱いになり、医療機関の窓口でカードリーダーを使用するようになると、おそらく老人を中心に窓口が大混雑になり診療室に入るまでに何時間もかかるという光景が繰り広げられるでしょう。
なので、日本のほとんどの医療機関で現在マイナ保険証の取り扱いをしておりませんという表示が出ていますし5,6,7月にマイナ保険証の使用を勧めれば20万円の交付金がもらえると医療機関に人参をぶら下げても窓口の大混雑が嫌なので、全国の医療機関は交付金に見向きもしません。
河野デジタル大臣も将来、総理大臣になりたいのであれば国民の従来の保険証のままで良いという圧倒的な声に少しは聞く耳を持つべきです。


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